久しぶりの文章がこれですいません・・・・

おわり、ッスね　とちいさく口にだして呟いた
脈絡もなく突然言い出したハズの言葉に、振り返った真田サンは無表情のままにああ、と同意の言葉を吐き出す

オレの言いたい言葉の意味がわかるのは、それだけオレとこの人は長い時間一緒にいたからで。
でもそれも今日で終わり、と思うとすこし寂しくなる。

なんでかな一緒にいられたらそれだけで幸せで、それしか望まなかったのに。
オレはオレで、真田サンは真田サンのままにいたいのに、二人でいるとそれができないんだ。
このままふたりでいたらきっと二人とも駄目になる。
それもある意味幸せだけど、やれるだけのことをやらないこと、はオレ達に未来をくれたアイツに対する冒涜だと思うから。

言い出さなかっただけで、真田サンもずっと前からそれに気付いてた。
それってやっぱアンタも別れたくないって思ってるってことだよね？
ずるずる今ままで引き伸ばしてしまったけど、言うよ。

ホントは離れたくなんてない。
ずっと一緒にいたいって思うガキの部分のオレが、心の奥で叫んでる。
今だって哀しいし、辛い。
この後独りでアンタを想ってオレは泣くんだろう。
だけど後悔はしないと思うんだ。


一旦リセットしましょう。
オレがオレとして、真田サンは真田サンとして出会えるその日まで。
いつの日になるかわからないけど、その時は放さないから。




だから――――今は、さようなら。