方向性が掴めない

久しぶりに書いた文がこれか私・・・・
死にネタですかね

ネタノート読み返してて、最初の３行が書いてあるのから主伊で書こうと思ってたネタを継ぎ足してできた話。

無駄に連載の最初っぽい。

さようなら
すきだったひと
あなたはココロの中にだけ抜けないトゲを残して消えてしまった
まるではじめからいなかったみたいに

 
 

言わないんですか

なにを

好きだって

誰に

――――に。気付いてるんでしょ
あのひとだって、あなたのことが好きなこと

いや、まあ、そりゃそうだけど・・・。
っていうか、知ってたんだ、お前

当然です

――――昔話でさ、こんなのなかったか？
聞いたのちっさいころでさ、あんまよく覚えてないんだけど。
自分のためだったか、誰かのためだったか、主人公があの世まで行ってこっそり寿命を延ばすんだ
あの世ではその人の名前が書かれた蝋燭があって、それの長さがそのヒトの寿命を表してる。その蝋燭が尽きて火が消えたら終わりって寸法だ
主人公はその短くなった蝋燭が燃え尽きないように継ぎ足すんだ

なんですか唐突に

まあ聞け
さて、オレは一回死んで、いのちを貰ったわけだ。
問題は誰から、って話でさ

・・・・・まさか、

思い出したか？そ、もともとアイツには残された時間が少なかった
俺はその継ぎ足された蝋燭なんだ
結局は足されたぶんしか生きられない

っでも！

なあ言えるか、あのひとに
好きです、ってさ。少なくとも消えるのが確定してる人間が、言うべき言葉じゃねえだろう

それで、あなたは良いんですか・・・・？

良いも悪いも
どうしようもないこった・・・・・これ以上話は、ナシ。な？

・・・・わかり、まし、た。

悪ぃな。こんなこと話して。
こんなこと話せるの、残ってる中じゃお前くらいなんだよな。
あとの奴等で、こんな話受け入れられるわけが――――。

けど。わかりましたけど、納得はしてません。

へ。

なんですかその間抜け面。それでも僕より６歳年上ですか。
僕があなたの最期まで見ててあげますって言ってるんですよ。
どうせ僕ぐらいしかいないでしょうし。
あなたが一人でいるのは勝手ですけど、それである日突然あなたが自宅で腐乱死体で発見された記事を新聞で見つけるなんて目覚めが悪すぎるんですよ

・・・・お前ってそういうキャラだっだけ
っていうか、案外オレって、お前に好かれてた？

ええ。・・・そうですね
(すくなくとも、あなたが思ってるよりは、ずうっと)